「いつからシン・ゴジラの話と錯覚していた…?」

結論から言うと、もっかい観たい。

帰省して数日が経ち、持ってきていた本を読んでしまって手持ち無沙汰な昼過ぎ、映画を観に行ってきた。
ツイッターでちらほら面白い話が流れてくる「シン・ゴジラ」を。
俺がよく覚えているのは「ゴジラ対デストロイヤー」で、繰り返し見た。とはいえ、ゴジラにそう思い出が多いわけではない。
今回の動機としては時間あるし、いっちょ行ってくるか、本屋にも寄りたいからといったくらい。

シン・ゴジラ、面白かった。夏に映画館で観るのにピッタリ。手に汗握りながら観た。
感想として二つ。
観客は全体を見られるからまだ余裕があるけれど、実際の場面に居合わせたら自分は何をするだろうと考えた。
役割をこなす・責任を果たす・可能性を信じることに、自分は惹きつけられると改めて感じた。
自分が大学院生ということもあって、専門性の発揮と相乗効果に見入る。
この映画には、日本で暮らしていると感じる「あるある」ネタが随所に散りばめられていて、思わずニヤリとしたりクスリとしたりする。
ただ、よくよく考えると、それが「笑えない冗談」でもあることがすこし恐ろしい。
二度三度と観ることで、分かってくることもあるようだし、なによりまた観たいと素直に思ったから、また行こう。