卒業論文第一章「不安の時代」

卒業論文第一章には「不安の時代」である現代にあってどのような展望をもつべきかという未来志向の部分と、このような時代に青年らが何を感じているかという現状認識の部分がある。具体的にはアーヴィン・ラズロのワールドシフトを導入として、広井良典の提…

卒業論文要約と「はじめに」

拙劣ながら卒業論文を公開します。全部で4万字を超えているので章ごとに分けて投稿します。社会保障をはじめとする福祉政策、あるいは福祉そのもの、ひいては人間のあり方に関心がある人にとって少しでも資するものがあれば幸いです。 持続可能な福祉世界を…

“白ワイン”には魚が合うのか?

「言葉の適用条件を見極めねばならない」と、つねに思う。 それはいったい、何について、何に関して、何に対して言われたことなのか? たとえば白ワインには魚、赤ワインには肉と一般に言われる。 でも実際には魚を生臭く感じさせる白ワインもあるし、肉に負…

速ければそれでいいのか?

現代は時間が加速度的に速くなっていると言える。それは自動車や電車に飛行機の登場、情報通信の発達によってかつては考えられなかったほどの速さで日々を過ごすことである。これらを可能にしてきた「もっと速く」という目標は実は“未来をいますぐここに”と…

死は当人のものではない。安楽死と尊厳死。

死が“終わり”とみなされるようになったのはいつからなのだろう。 思えば死はいつでも他者のものであった。自らが生きるなかで他者の死を目の当たりにする、あるいは耳にすることはあっても、自らの死を経験することはない。訃報はいつでも他者のもとへ届けら…

「就活」なんてクソくらえと、酒を飲んでいた

2013年は12月1日が「就活」解禁日だった。 今回の記事では一年前を振り返って、なぜ当時の私が就職活動をしなかったのかを羅列したい。 私はあのとき友人らに声をかけて11月30日の夜から飲み会をしていた。 「就活」なんてクソくらえと。 就職活動が始まって…

2014年に1度のボジョレー・ヌーヴォーを楽しもう

「フレッシュさが多彩な芳香を引き立てており、タンニンは繊細で完璧に溶け込み、絹のような舌触り。2014年はボジョレーのためにあったようなヴィンテージ!」さてそのボジョレー・ヌーヴォー、解禁日かその直後しかほとんど飲まない。つまり一年に一度きり…

日本ワインの新酒やいかに。

今週木曜日には毎年恒例のボジョレー・ヌーヴォーが解禁。 11月に入るあたりからフランスに限らず各国の新酒がリリースされる。 イタリアのノヴェッロやオーストリアのホイリゲ、そして日本。 今回初めて日本の新酒を飲んだのでその感想をば。 赤ワイン/御…

余は如何にして猛虎魂を得りし乎

プロ野球の話題になって、阪神ファンと言うとほぼ毎回 どうして楽天ファンじゃないの? と言われます。まあ、私が東北出身ということからそう思うのでしょう。 いやしかしだ… こちとら10年以上阪神ファンやっとるんじゃい! 楽天なんてなかったしオリックス…

【加筆修正】すべては自分次第か?日瑞の青年意識比較から見えること

すべては自分次第か?-Does everything of life depend on me?- はじめに 本稿では人生の自由についてスウェーデンと日本を取り上げながら検討する。具体的には、世界価値観調査の「自分の人生をどれほど自由に動かせるか(How much freedom of choice and c…

その体脂肪率は誰のもの?

風呂に入る前に量った体重が50.9kgで体脂肪率が10.1%だったことから考えた話。それにしても髪を洗っているときは物事をよく思いつく。頭に刺激がいっているからかもしれない。

自炊を続ける簡単なコツ

自炊を続けてしているとそれなりに料理も板についてくる。 はじめの頃は料理名から作るものを考えていたけれど、今となっては手元にある材料から料理をつくる。 友人の間でも“料理する人”という認識が定着して、家飲みでも台所を借りて料理をつくることしば…

私のでない人生を生きる理由はあるのか?個人とは“この私”である。

この人生を、私の選択や決断によって生きられないとして、それをなお“この私”が生きねばならない理由はあるのか? あるとしたら、それはいったい誰にとってか?生かされるのが“この私”でなければならない理由は誰にある? どこにある?と問うてもよい。人で…

思いがけないこと――政策・情報 学生交流会

「第39回 政策・情報学生交流会」(http://www.koryukai.org/)の応募が始まりました! 私はこれまで三回参加しました!毎回たくさんの学びがあり、成長できた実感があります!なんて「学生団体の宣伝」などという、これだけで2ちゃんねるでやり玉にあがり…

マキアヴェッリ、実は結構好きなんです。

「個人と共同体の関係性から見たマキアヴェッリ論」 個人と共同体の関係性はいかなるものであろうか。共同体とはすなわち個人の群体である[1]。この観点から共同体を捉え直すとき、つまり共同体それ自体をあたかも一人の人間であるかのように見做すとき、こ…

徹夜明けの水曜、カレーのち雨

いつも気がついたら深夜1時で、それに驚いていると2時を回り、ため息をついているうちに3時になる。 いっそこのまま起きていようかと思っても、外が白み始めたあたりで具合が悪くなる。 ちょっと横に、と気を緩めたが最後、昼になっている。 そういうこと…

日本では道路より目立ってはいけない

日欧の差異:「眼差し」と「公-共-私」 道路を歩くとき、日本の人々は極力誰も見ようとしない、誰からも見られようとしない。 あたかもそこにいないかのように、黙々と過ぎる。 日本ではまるで道路こそが主体であり、そこを歩く人は道路を道路たらしめるだ…

梅雨だ!4年だ!卒論だあーっ!!

レジュメかな?┗(^o^;)┓レポートかな?┏(;^o^)┛こ…これは…(´・`;)卒論だああああああ┗(^o^)┛ドコドコwwwww┏(^o^)┓ドコドコwwwww 次にお前は「思い出さすな」と言う。ハッ(´゚д゚`) というわけで(?)、卒論はこんな感じで書こうかと。 なんで一人ひとり…

あの日やり遂げた分科会の振り返りを僕はまだしていない、と言ったな。あれは嘘だ。

前巻までのあらすじ 第38回 政策・情報 学生交流会で分科会を担当する(酒)の みつき。 他大学の学生と夜な夜なSkypeで会議をし、迫りくる企画書の締め切りを乗り越え、間に挟まる試験の波に溺れかけ、藁をもつかむ思いで酒に手を伸ばし、酒に溺れかけ、女に…

あの日やり遂げた分科会の振り返りを僕はまだしていない(前篇)

第38回政策・情報 学生交流会にて開いた分科会についての振り返りと反省。 (書こう書こうと思っていたらもうこんなに日が経っていた。いやはや…) 分科会のテーマは「社会的排除/包摂」 この言葉は、若年の失業者が増えた1980年代のフランスで唱えられ始め…

セカイは自分を中心に回る

第38回 政策・情報 学生交流会に行ってきました。 3回連続3度目の参加です。 1年前に開催されたところと同じで場所で、今度は企画を担うチューターとして。 チューターは第37回に引き続き挑戦。 まずはまたチューターをやることにした話から。 第37回のリベン…

今日は何飲む?in京都

どうも、一人でワインを飲みに行くとほぼ毎回社会人に間違われる(酒)の みつきです。 実年齢+3~5歳くらいには見積もられている気がします。 ワインは好む年齢層が高いイメージがあるので仕方ありませんね。 そういえば23時前に行った銭湯で、番頭さん…

誰が為に福祉は在る―「する側」の論理を超えて―

要約:福祉の必要性を「個人主義」とそれに立脚した「自己論」の観点から論じた。福祉を巡る理由づけは得てして「する側」からのものであるとし、「する/される」視点以前にある「個人」そのもの及びその在り方に着目した。ただし「個人」や「自己」の狭い意…

批判は誰にでもできることなのか?

「批判は誰にでもできる」というが、それは本当にそうだろうか。そのように言うことで何かから逃げているのではないだろうか。ではいったい何から?――批判をめぐる言葉から試みた考察。

トライアル月間

1月から2月に差し掛かるこのころは毎年大学生が試験に備えたり苦しめられたりしている時期。 講義室は急に人が増えます。コピー機の前に人だかりができます。図書館の机が軒並み埋まります。 しかし!それさえ過ぎてしまえばあとは春休み。 言うなれば夜明け…

私は誰に話しているか?

あるいは誰と話しているか? 西洋における対話は日本でよくあるような和やかなものではなく、緊張関係のもと行われる意見のぶつかり合いである。 というようなことが書かれていたのは、はて何の本だったろうか。 ああ、思い出しました。長谷川宏の『新しいヘ…

定礎

初めまして、みつきです。 みつきは本名ではありませんが、よくそう呼ばれます。 呼ばれるというより、呼んでもらってます。 「(酒)の みつき」は、酒飲みみつきと酒屋みたいに酒が常備してあることをかけあわせています。 ちょうどTwitterでこのHNに変える…